値引き交渉成功術

一戸、何千万円単位のマンションは、現実には、そう売れるものではありません。
そのため、値引き交渉は、相手が「売れない。」と思っている時にすることが成功の秘訣です。

すなわち、同じ新築マンションでも、青田売りのマンションより、
大部分が入居したあとも売れ残っている完成在庫の方がより効果的です。

とはいえ、日本の商慣習上、売れない物件でもディスカウントはあまり歓迎されません。
正規の値段ですでに購入した人から抗議がくることもあるからです。

しかし、売れ残った物件をモデルルームとして使用した部屋なら、
業者としても値引きしやすいようです。
抗議がきても、「モデルルームとして使ったので汚れているから」と値引きの口実ができるからです。

また、値引きは無理でも、モデルルームなどで使った家具をそのまま付けてもらうという手もあります。

モデルルームに置いてある家具は、見栄えが重要ですから、
部屋の雰囲気にマッチした、高価な家具が置いてある可能性が高く、
うまく交渉を勧めて家具代を浮かせるというのも、ひとつの手だといえます。


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